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インスリン注射とは 薬物療法


インスリン注射とは

糖尿病がかなり進行して膵臓の機能が著しく低下してしまうと、インスリンが殆ど分泌されなくなってしまいます。

こうなると、インスリンの働きを補助したり、膵臓のβ細胞を活性化させるという作用を持つ経口薬では、血糖値のコントロールが出来なくなってしまいます。

そこで実際にインスリンそのものを注射することで、血液内のインスリン量を増やし、血糖値をコントロールするための薬がインスリン注射です。

ここまで症状が進行してしまうと、膵臓の機能を回復させて血糖値のコントロールをするということが困難になるため、インスリン注射は糖尿病の治療薬といっても、症状がこれ以上悪化しないようにすることが主な目的となります。

インスリンの分泌がなくなると、細胞はエネルギー源としてのブドウ糖を取り込むことが出来なくなり、自動車のガス欠と同じように活動を停止してしまいます。

特に脳はブドウ糖を唯一のエネルギー源としているため、インスリンによるブドウ糖の供給が停止してしまうと、脳の活動もやがて停止してしまいます。

これが糖尿病性意識障害や糖尿病性神経障害と呼ばれる状態です。

もちろん臓器を動かす指令も停止してしまうため、やがて生命維持活動そのものが困難となってしまいます。

このようにインスリンは命を守る大切な役割を担っている物質なのです。

インスリン注射によってインスリンそのものを補えば、ブドウ糖を各細胞に供給するという役割を担わせることは出来ます。

しかし、血糖値はその時々の食事内容や体調等によって大きく変化しています。

血糖値が低い状態でインスリン注射を行うと、今度は低血糖となり意識消失や記憶障害などを引き起こす可能性があります。

これを低血糖発作と言います。

高血糖よりも低血糖の方が発作は急に起こりやすいので、こうした事態を避けるためにインスリンの自己注射を行う人は、ブドウ糖のタブレットやあめ玉を常に携帯して、注射後に頭がぼーっとしてきたり眠気が襲ってきた場合はすぐに糖分を補給しなければなりません。

膵臓が元気なら、インスリンの量を自動的に調整してくれるのですが、注射ではそうはいかないのです。

膵臓がどれほど大切な臓器であるか、このことからも理解していただけると思います。


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