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食事をすると血糖値が上がる仕組み 糖尿病の基礎知識


食事をすると血糖値が上がる仕組み

それでは次に、食事をすると血糖値が上がる仕組みについて説明していきましょう。

食事で摂る栄養素には様々なものがありますが、ここでは三大栄養素(糖質、脂質、タンパク質)の中の糖質に注目することにします。

糖質とは食事で摂るお砂糖のことだけではありません。

実は血糖値に大きく関係しているのは炭水化物の方なんです。

お砂糖などの糖類は水溶性で、すぐにブドウ糖に変換され吸収された後にエネルギーとして消費されます。

つまり、あまり体内への残留時間が長くない物質なのです。

ところが炭水化物は、ブドウ糖に分解されるまで少し時間がかかります。

またブドウ糖に分解される時に脂肪酸も作られます。

つまり、血糖値として測定されるのは炭水化物から作り出されるブドウ糖が主なものになります。

ただし食後すぐに測定する血糖値には、お砂糖から分解されたブドウ糖も含まれていますし、糖分の摂り過ぎはその分炭水化物から合成されるブドウ糖の消費が遅くなるため、血糖値の下がり具合がそれだけ遅くなります。

このことをきちんと把握しておけば上手に血糖値をコントロール出来るのです。

脳はブドウ糖が十分に供給されると満腹信号を出します。

つまり、ついつい食べ過ぎてしまう人は、食前の2時間から1時間前に甘い物を少量食べておけば、食事の時には既に血糖値が上昇しているため、脳はすぐに満腹信号を出して食事量を制限することが出来るのです。

また食事の時は食物繊維の豊富な野菜類を先に食べることで糖質の吸収を制限し、また消化酵素を豊富に含んだ生のフルーツを食後に食べることでブドウ糖に変換されやすくなるため、糖質の体内残留量が調整されます。

このように食事の摂り方で血糖値をコントロールすれば、糖尿病の発症リスクを下げることが可能だと考えられています。

後に改めて説明しますが、糖尿病患者さんのための食事療法では食品の組み合わせを考え、糖質=炭水化物を制限して、その分エネルギーに転換されやすい脂質は制限せず、また細胞を構成するタンパク質を多めに摂るようにする方法で血糖値をコントロールします。


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